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パナレーサーのワンタッチミニポンプについて!実用性はあるか実際に使って調べました。

一般的なフロアポンプは大きく輪行等で持ち運びが困難になるので、小型のミニポンプの需要は多いと思います。そこで、小型でコンパクトなパナレーサーワンタッチミニポンプ(BMP-22AEZ)について、実用性はあるか実際に使って調べました。画像を元に記載しているので分かりやすいとお思います。

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ワンタッチミニポンプについて

■適応バルブ■
米式バルブ・仏式バルブ(自転車用)

■サイズ■
全長約17cm(収納時)重さ85g

■本体材質■
アルミボディ・口金ナイロン

■注入可能空気圧■
常用範囲約400kPaで上限は約800kPa

■セット内容■
ミニポンプ本体と自転車フレーム取付用のアタッメントのセットです。

■生産国■
台湾製

■税抜参考価格■
価格2,400円+税

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実際に使ってみて

今回、ミニベロ用の14インチタイヤを使い、パンク修理後(空気圧0)の状態から仏式バルブに注入を行い、上限空気圧の400kPaまで注入しました。ミニベロ用のタイヤはバルブとハブ、スポークが接近していましたが、ミニポンプの取り回しに苦労する事はありませんでした。

■空気圧単位換算■

100kPa=1bar=1kgf/㎠=14.5psi
200kPa=2bar=2kgf/㎠=29psi
400kPa=4bar=4kgf/㎠=58psi
500kPa=5bar=5kgf/㎠=72psi
700kPa=7bar=7kgf/㎠=101psi
800kPa=8bar=8kgf/㎠=116psi

少しバルブへの取り付けに力が必要ですが、バルブへ取り付け後は不用意に抜けたり空気漏れを起こす事も無く一体感があります。注入時のポンピングも問題なく行え100回程度のポンピングで、200kPaまで注入する事が出来ました。

一見、おもちゃ感が漂う外観ですが、予想以上に快適に注入する事ができフロアポンプより注入に時間と力が必要ですが、性能には大差ない感じでした。

今回、400kPa以上の注入は行なっていませんが、350kPaあたりからポンピングが重くなり注入速度も遅くなりました。個人的には700kPaが標準空気圧のロードレーサーへのミニポンプでの注入は不可能だと感じました。ロードレーサー用として携帯する場合は応急用としての使用がメインになりそうです。

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良かった点

・小型軽量で携帯性は抜群です。
・脱着や操作性も簡単でした。
・空気漏れもなく安心して使えます。
・400kPaまでは難なく注入可能です。
・ポンピング時の発熱も少なく耐久性も高そうです。

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悪かった点

・米式バルブ・仏式バルブの口金が英語表記で分かりづらい
・脱着時にホースのオイルが手につく
・価格がフロアポンプ並みです。
・400kPa以上の注入は困難です。
350kPa辺りでポンピングが重くなり、フロアポンプでは考えられないような力が必要でした。

まとめ

携帯性を重視して購入したパナレーサーのミニポンプですが、実際に使ってみると脱着や操作性も良く実用性は高いと感じました。400kPaまでは問題なく注入できるのでシティサイクルやミニベロとの相性は良さそうです。

しかし、400kPa以上の注入は困難になるので、ロードレーサー等の高空気圧タイヤ車への注入は困難です。ガソリンスタンドまでの応急用として使用する分には問題は無いと思います。

ミニポンプとパンク修理キットをまとめて持ち歩いても、携帯電話や缶ジュース程度の大きさなので、車体に取り付けずに携帯しても邪魔になる事は無いと思います。個人的には、輪行用のバッグに収納しバックパックに入れて携帯しています。