Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)が2018年4月20日(金)より発売が開始されます。ニンテンドーラボは、ニンテンドースイッチを拡張して遊ぶことのできるアイテムで、「つくる」「あそぶ」「わかる」をコンセプトにした新商品です。今回、ニンテンドースイッチで新しい遊びが楽しめるニンテンドーラボの気になるポイントについてまとめました。個人的な見解が多く含まれているので、参考程度にして頂ければ幸いです。
ニンテンドーラボのラインナップ
Toy-Con01:バラエティキット
希望小売価格:6,980円+税
バラエティキットは、リモコンカー・つり・おうち・バイク・ピアノの5点がセットになっています。つりとピアノが部品点数が多く複雑で楽しめそうです。ロボットキットよりダンボール等の部品点数が多いです。
Toy-Con02:ロボットキット
希望小売価格:7,980円+税
ロボットキットは、ロボットを製作するキットになります。作れる物はロボットだけですが、仕掛けが複雑でバラエティキットよりゲームとの相性が良さそうです。作った後も楽しみたい場合は、ロボットキットがオススメです。
気になるポイントについて
1、製作の難易度
バラエティ・ロボットセット共に製作の難易度は低いと思います。バラッティキットのピヤノが部品点数が多く複雑そうですが、作り方がニンテンドースイッチの画面に動画で表示されるので工作が苦手でも製作に苦労しないと思います。
ガンプラ等の白黒の説明書は分かり難いですが、カラーで立体的に表示される説明書は分かりやすいと思います。ニンテンドースイッチの画面をタッチして巻き戻しや拡大、回転が出来る点もいいと思います。
2、強度や耐久性
ゲーム(データ)とは違って遊べば消耗するので耐久性や強度は高くないと思いますが、消耗が激しい場所にはプラスティックの部品が使われており耐久性や強度の対策は施されています。
壊れても専用のダンボールやヒモ、輪ゴムなどの付属品は個別販売されるようで修理可能です。マスキングテープ(2個入り500円+税)も同時に発売されるので、簡単な修理ならマスキングテープを使用する事も可能です。
3、楽しい点
作る過程が一番楽しめると思います。ニンテンドーラボのコンセプトは「つくる」「あそぶ」「わかる(仕組み)」ですが、「つくる」工程に「あそぶ」や「わかる」が含まれており、新聞紙でチャンバラした世代は確実に楽しめると思います。
また、ゲームとは違い実際に手で組み立てるので、失敗してもリセット出来ません。同じように作っても確実に製作者のオリジナリティが出ます。
4、キットの発明
ジョイコンセンサーのカスタマイズが出来るので、オリジナルのキットの製作が可能ですが、製作の難易度は格段に上がると思います。マスキングシールでバラエティキットやロボキットをデコる方は多いと思いますが、キットの発明となると少数になると思います。
しかし、ダンボールをカットできるカッティングプロッタや、カッティングデータを業者に送る方法でダンボールを加工し、ハイクオリティなキットを作成する達人も現れると思います。
5、希望小売価格
ダンボールとヒモ、輪ゴムの価格だけなら数百円なので、ソフト込みで6,980円+税~の価格設定は少し高いと思います。ダンボールやヒモ、輪ゴムのみのダンボールキットも販売されるようですが、1,200円前後に収めて欲しいところです。
まとめ
本の付録と最新技術(ゲーム)が融合した全く新しい遊びのできるニンテンドーラボは、遊びを作り出す過程が面白そうだと思います。
しかし、組み立てると何度も作ることが出来ない事や耐久面の問題はあります。また、ラインナップが少ないので、夏休みの自由研究までには増やして欲しいところです。