snow peak(スノーピーク)のテントとタープがセットになった、エントリーパックTTのテントをキャンプ初心者の2人が実際に設営した結果についてまとめました。初めてスノーピークのテントを設営したので、ペグハンマーやグランドシート等を買い忘れてしまいエントリーパックTTだけを使用し設営しています。
また、良かった点や悪かった点も記載しているので、購入の参考程度にして頂ければ幸いです。
テントの設営について
■13時30分(設営開始)■
天候は快晴で風速MAX6.1mph(実測)の中で設営を行いました。MAX6.1mphの体感は、微風で一般的な扇風機の弱程度の風です。
エントリーパックTTはテント(7.9kg)とタープ(7.5kg)合わせて約15kgと流石に重いです。バイクや人力で運ぶ事は難しいので、登山やツーリングの寝泊まりには不向きです。エントリーパックTTはキャンプを楽しむ為のアイテムだと改めて感じました。
■13時40分■
ロープ(16本)とペグ(28本)の数には驚きましたがテントの付属品は想像より少ない印象です。ポールのバリやテント本体の不良はありませんでしたが、ペグケースとフレームケースの糸がほつれていました。
取扱説明書については気持ち程度の記載で、テントとタープの詳しい設営方法については記載されていませんでした。初心者には少しハードルが高い印象を受けました。
■13時55分■
フライシートにフレームを通します。フレームは色分けされており間違える事はありませんでしたが、フレームの端をピンに刺すときに力が必要でした。赤いポールが長く黄色いポールは2本ともに同じ長さです。
付属のリペアパイプが見当たりませんでしたが、赤いフレームに取り付けてありました。
■14時05分■
3本のフレームをフライシートに取り付けたら、フライシート端をペグで地面に固定しフライシートを自立させます。ペグを打たないとフライシートは自立しません。
今回、ハンマーを購入していなかったので石でペグを打ちましたが、ハンマーは必須だと感じました。テントに28本のペグを使用するので石だと手が痛くなります。
インナーテントが自立した時点で設営開始から35分が経過しています。
■14時40分■
フレームにフライシートのクリップを固定したら、ロープでフライシート全体を地面に固定して行きます。ペグを打つ角度やロープの結び方、自在金具の使い方に悩まされ気がつけば40分が経過していました。
説明書に記載のないロープの結び方に関しては、固く結べて解きやすい「8の字結び」でロープを結びました。少し複雑な結び方ですが、Google検索で丁寧に解説してあるので初心者でも出来ると思います。
ペグ打ちに関しては、石に当たったら場所を変えて打ち直す事がポイントです。石に当たったまま打ち込むとジュラルミン製のペグが簡単に曲がります。
■14時50分(設営完了)■
残るはインナーテントの取り付けです。インナーテントを広げてフライシートのフックにインナーテントを取り付けます。ペグとロープに苦戦したのでインナーテントの取り付けは一瞬でした。
最後にフレームの付け根をペグで固定しロープの張りを調整したら完成です。インナーテントを取り付ける前にフレームの付け根をペグ打ちすると、インナーテントのフックがフライシートに固定できない場合があるので注意が必要です。
エントリーパックTTのタープを初心者が設営した結果はこちら↓
初心者が感じたこと
■良かった点■
・スノーピークのテントとタープがセットで49,800円+税は破格です。
・設営もキャンプの一部と思うと楽しめる。
・初心者2人でも設営可能でした。
・付属品が少なく取り扱いやすい。
・テント全体が固定されておりグラつきが少ない。
■悪かった点■
・テント(7.9kg)の重量が予想以上に重かったです。
・説明書が気持ち程度の説明で分かり難い。
・1人でのテント設営は困難です。
・ペグハンマーは必須です。
・ジュラルミン製のペグが曲がった。
(ペグの打ち方にも問題あり)
・ペグ打ちとロープ結びが大変でした。
まとめ
初心者がエントリーパックTTのテントを設営した結果、1時間20分で設営する事が出来ました。撮影しながら設営を行なったので実際にはもう少し早く設営できると思います。
個人的には、49800円でスノーピークのテントとタープがセットで購入できるので、他社製品と比較してもコスパが高く買って良かったです。また、スノーピークの他製品と同じ保証が受けらるので、長期にわたり安心して使用できる点も良いと思います。