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映画ポケモンみんなの物語の見どころについて!ネタバレ無しで記載しています。

2018年7月13日より全国の映画館で上映が開始された「劇場版ポケットモンスターみんなの物語」の見どころ(ハイライト)についてまとめました。子供向けな内容かと思っていましたがストーリーや設定も作り込まれており、大人でも十分に楽しめる内容でした。個人的な意見が多く含まれているので、参考程度にして頂ければ幸いです。

公式の予告ムービーより画像を引用しているので、ネタバレについては記載しておりません。

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あらすじ

物語の舞台「フラウシティ」に1年に一度開催される「風祭り」に、偶然参加したサトシ(主人公)リサ(陸上選手)カガチ(ホラ吹き男)トリト(ポケモン研究家)ヒスイ(謎のお婆さん)ラルゴ(市長の娘)と出会い、「風祭り」を通じてそれぞれの悩みを、ポケモンと一緒に乗り越えていくストーリーです。

予告ムービーでは、時系列がバラバラでストーリーが分かり難いですが、実際には起承転結がハッキリ分かれており、子供でも理解しやすいストーリーになっています。しかし、2時間の短編完結ストーリーの為、ストーリーの展開が早く急ぎすぎ感はありました。

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見どころについて

細部まで描かれた風景に自然とポケモンの世界に引き込まれます。ジブリ映画の感覚に似ており、2時間があっという間に過ぎていきます。

本作での主人公「サトシ」の位置付けは、ご意見番的な位置付けでベテランのポケモントレーナーです。リサにポケモントレーナーとしてのアドバイスを行ったり、みんなのまとめ役になったり等、少し大人になったサトシが見どころです。

キーパーソンの一人、リサは怪我が理由で陸上競技から退いている女子高生です。本作では、入院中のリクからポケモンGETの依頼を受けたリサが、ポケモンと出会い再び陸上競技と向き合う物語になります。

また、テーブルの上のパソコンとリクには深い関係があり、ラストシーンでネタバレがありますが流石にネタバレ無くても声で分かると思います。

カガチ(ホラ吹き男)については、ストーリーをかき回すキャラですがウソッキーとのやり取りが絶妙で、間違いなく本作の見どころです。特にウソッキーの好感度が急上昇するシーンが多くウソッキーが好きになると思います。

ピカチュウとサトシの出会いに似ている感じですが、カガチの本心をウソッキーは見抜いており、ウソッキーが〇〇〇を手にカガチと向き合うシーンは、胸が熱くなります。

トリトについては、悪の研究員的な位置付けでは無くコミ症の青年です。良くも悪くもトリトの発明が大暴れしますが、トリトのストーリー自体は薄味な感じです。

リサやカガチと違いソロパートが少なく、ポケモンとの関わりが少ない点が理由だと思います。

ヒスイは、ポケモン嫌いで片手に手袋した謎のお婆さんですが、ストーリーが進むにつれて片手の手袋とポケモン嫌いな理由が明かされて行きます。よくあるパターンですが、個人的には見どころだと思います。

特に、ヒスイと愉快な仲間たち(ポケモン)の活躍は見どころ満載で、トゲピーの活躍には上映中に「オォー」と歓声が上がっていました。

本編中に歓声が上がったのは、上記のトゲピーの活躍とカガチとウソッキーのやり取り、ロケット団のコントパートの3ヶ所でした。

ポケモンのバイキンマン的な位置付けのロケット団ですが、本作でも無駄に尺を取り登場します。キーパーソン的な位置付けでストーリーにグイグイ関わってきます。

勿論、ロケット団が頭に被っているラムのみもキーアイテムです。

本作のヒロイン「ラルゴ」と幻のポケモン「ゼラオラ」の活躍も見どころです。前半は、リサやカガチの物語がメインになるので、ラルゴの物語は後半になります。ラルゴの物語については、ゼラオラとの関係性が強く盛り上がる場面も多いです。

また、本作のメインキャラでもあるゼラオラが活躍するシーンも多く、子供の期待を裏切らないボリュームです。

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まとめ

全体を通して本作は、ストーリーの展開が早いので見逃してしまうとスッキリしない場合がありますが、謎の残らないスッキリしたストーリーでした。

個人的には、カガチとウソッキーのやり取りが印象深く心に残りました。実在するならゼラオラよりカガチのウソッキーを仲間にしたいくらいです。

また、都会の映画館で上映開始から2日目でしたが、空席が多く目立っていました。学生が夏休みに入ると状況が変わるかもしれませんが、ソロでも十分に満喫できる環境だと感じました。劇場を見渡しても50人程度と貸切状態でした。