ジムニー(JB23)のヘッドライトのキズや曇りを消す方法についてまとめました。走行距離が10万kmに達したヘッドライトのキズや曇りが目立ち始め、通常の洗車やワックスではキズや曇りを消す事が出来なかったので、耐水ペーパーとピカールで磨くことにしました。手順を画像で記載しているので分かりやすいと思います。
使用したもの
■耐水ペーパー3種類■
ヘッドライトのキズを削る為に、#1200番と#1500番、#2000番の耐水ペーパーを使用します。耐水ペーパーは、ホームセンターで3種類とも100円+税程度で販売されています。
耐水ペーパーは、数字が大きくなると目が細かくなります。
80番→目が荒い
2000番→目が細かい
■ピカール金属みがき■
ヘッドライトの仕上げ磨きの為に、ピカール金属みがきを使用します。180g入りや300g入り、500g入りで販売されています。価格は、ホームセンターで300g入450円+税程度で購入できます。
■その他■
耐水ペーパーを巻き付けて使用するスポンジ1個と、ピカールを付けて仕上げ磨きをするタオル1枚を使用します。
ヘッドライトのキズや曇りを消す方法
作業を行う前にヘッドライトのホコリや汚れを洗い落とします。汚れを落とした後に爪がキズに引っ掛からない事も確認します。爪がキズに引っ掛かる場合は、キズが深く記載の方法ではキズを完全に除去出来ないかもしれません。
耐水ペーパー(#1200番)をハサミで適当(5cm×12cm)なサイズに切り取りスポンジに巻き付けます。スポンジに巻き付けて使用すると、ヘッドライトの局面まで綺麗に削る事が出来ます。また、耐水ペーパーに加わる力も分散され、耐水ペーパー全体を無駄なく使えます。
画像の耐水ペーパー(5cm×12cm)1枚で片側のヘッドライトを処理する事が出来ます。今回は、カットしたメラミンスポンジに耐水ペーパーを巻き付け使用しました。
次に耐水ペーパー(#1200番)をスポンジと一緒に水に浸けて、ヘッドライト全体を上下左右に削っていきます。スポンジが水を吸っているので削りやすいと思います。
削る時のポイントは、スポンジから水が滴り落ちない力で、大きく耐水ペーパーを動かし削る事です。削る目安は7分程度です。
車体(ボティー)に耐水ペーパーが接触すると車体も削れます。車体にマスキングテープを貼って車体を保護してから作業を行った方が安全です。
7分程度を目安に耐水ペーパーで削ったらヘッドライト全体を洗い流します。少しヘッドライトが曇った状態になりますが問題ありません。
次に同じ要領で耐水ペーパー(#1500番)で7分、耐水ペーパー(#2000番)で7分削ります。削る時間を決めておくと要領よく作業を進める事が出来ます。
耐水ペーパー(#2000番)まで作業が終わったら、ヘッドライトの水分を拭き取り仕上げ磨きに移ります。
仕上げにピカール金属みがきを使用します。缶をよく振ってから、10円玉程度のピカールを柔らかいタオルに付けて磨きます。
磨く時のポイントは、車体が揺れるくらいキツく上下左右に磨きます。磨いている途中にヘッドライトを手で触って、少し熱いと感じるくらいがベストな磨き加減です。
3分くらい磨いたら再度ピカールを10円玉程度タオルの新しい面に付けて磨きます。
最後に乾いたタオルで乾拭きを行い作業完了です。
磨き終わった後に、ヘッドライト用のコーティング剤を使用しても良いと思います。個人的には、ヘッドライトにも使用できる車用のワックスを使用しました。
作業時間は、40分程度ですが初めての場合は1時間程度が目安です。
ヘッドライトの汚れを落とす
↓
耐水ペーパー(#1200番)7分
↓
耐水ペーパー(#1500番)7分
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耐水ペーパー(#2000番)7分
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ヘッドライトの水分を拭き取る
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ピカール金属みがき 3分
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ピカール金属みがき 3分
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ピカール金属みがき 3分
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仕上げに乾いたタオルで乾拭きする
まとめ
耐水ペーパーで物理的にヘッドライトを削るので、手間は掛かりますが綺麗に仕上がります。使用する物もホームセンターで安く入手できるので、コストパフォーマンスも最高です。
しかし、ヘッドライト表面に施してあるハードコートも削ることになるので、ヘッドライトの劣化は早まりそうです。次回、キズや曇りが発生した時に、劣化状況の追記を行いたいと思います。
現在、新車から7年目で10万km走行しています。ヘッドライトの寿命が先か乗り換えが先か、、、、