オフロードバイクにキャリア(荷台)を取り付ける方法についてまとめました。実際にXR230のリアキャリアを取り付けた手順を、画像で詳しく記載しているので分かりやすいと思います。車種が異なっても作業手順や作業時間に大差ないと思うので、リアキャリア取り付けの参考にして頂ければ幸いです。
取り付けたキャリアについて
品番:08L42-KFB-000A
価格:9,000円+税
サイズ:長さ200cm×幅210cm
許容積載量:3kg
材質:スチール(鉄)
車種:XR230
純正スチール製なので、引き起こし時の持ち手としても使用する事が出来ます。価格もリーズナブルで、車載工具を使用して取り付ける事も可能です。
また、許容積載量が3kgですがテントやタープなどのキャンプ用品を積載しても、キャリアが変形する事はありませんでした。個人的には、転倒してもキズつく程度だったので、耐久性力は十分に高いと思います。
キャリアを取り付ける方法
画像の要領で、サイドカバーのボルト(6本)とリアキャリアを取り付ける位置のボルト(2本)を取り外します。六角ボルトは、ネジ山が潰れ易いので車載工具より、精度の高いメーカー品(KTCなど)の工具を使用した方が安全です。
ボルトを外してリアキャリアを取り付ける準備が完了したら、リアキャリアの取り付けを行います。キャリアに付属しているボルトを使用して、仮止めを行いながら取り付けると、キャリアの位置がズレる事なくスムーズに作業が行えます。
この時点で、ボルトの穴がズレて固定できない場合は、フレームが曲がっている可能性が高いです。フレームの修理に関しては、人力では修正できないので業者(バイク屋など)に持ち込む必要があります。
ボルト4ヶ所の仮止めが完了したら、トルクレンチでボルトを締め付けます。締め付けトルクは、12mmのボルト方が26N.mで、5mmの六角レンチの方が22N.mです。トルクレンチが無い場合は、お腹に力を入れて締め付ける程度のトルクでの締め付けが目安です。
あとは、取り外したサイドカバーを逆手順で取り付ければ完成です。取り付け後に、リアキャリアを手で押したりして、確実に取り付けられているか確認も行えば完璧です。
まとめ
オフ車の場合は、転倒する事が多いのでアルミ製キャリアより、鉄製のキャリアの方が耐久力がありオススメです。個人的にも、転倒でひび割れたアルミ製キャリアを目にする事がありました。
キャリアの取り付けは、15分程度で特殊な工具も必要ないので作業の難易度は低いです。種類も限られているので、メーカーや材質の違いはありますが機能に大差ないので、好みで選んでも良いと思います。
色々な使い方ができるキャリアですが、特に長距離ツーリングにオススメです。個人的にも、テントやタープなどのキャンプ用品を積んで長距離ツーリングを計画中です。