電源プラグ(端子)をピカピカにする方法についてまとめました。充電プラグを使い続けているとプラグの汚れや酸化が進み、接触不良を起こしたり故障の原因になる場合があります。そこで、ホームセンターなどで簡単に手に入る物を使い電源プラグをピカピカにする方法について、画像をもとに記載しました。
今回は、ゲーム機の充電プラグや家庭用コンセントなど4タイプの電源プラグをピカピカにしています。ニンテンドースイッチやiPhoneの電源プラグにも応用できるので、プラグの汚れや酸化(クスミ)に悩まされている方は必見です。
また、電源プラグ部分をヤスリやカッターで削る方法では無いので、電源プラグが傷つく心配もありません。
用意する物
■ティッシュペーパー■
汚れを落としたり仕上げ拭きするためにティッシュペーパーを2枚ほど用意します。化粧水を染み込ませるコットンやキッチンペーパーでも代用可能です。個人的には、身近なティッシュペーパーに落ち着いています。プラグの形状が複雑な場合は、綿棒を用意しても良いと思います。
初心者の方には、電源プラグのゴムパーツに繊維が残り難いコットンがオススメです。ティッシュペーパーだとどうしても素材によりますが、ゴムパーツに繊維が残る場合があります。残った繊維は指で簡単に取り除けますが、面倒な作業になります。
■ピカール金属みがき■
電源プラグを磨くために、ピカール金属みがきを使用します。180g入りや300g入り、500g入りで販売されています。価格は、ホームセンターで300g入450円+税程度で購入できます。
少量より大容量に越したことはありませんが、ピカールに関しては180g入りで十分です。電源プラグを磨くだけなら180gで一生分あります。個人的には、300g入りを購入しましたが後悔しています。
電源プラグ(端子)をピカピカにする方法
ピカピカにする電源プラグの用意ができたら、ピカールを10回ほど振ります。ピカールの成分が分離している場合があるので使用前に必ず振りましょう。
ピカールを振り終えたらピカールのキャップを外し、ティッシュをキャップに付着したピカールに浸けます。この時、キャップのピカールをティッシュに付けるとピカールが付きすぎる場合があるので、必ずピカールにティッシュを浸けます。
ピカールの量に関しては、気持ち程度で十分です。キャップにチョンとティッシュを押し付ける感じです。ピカールを付け過ぎると拭き取りが大変で、電源プラグ以外に付着すると拭き取るティッシュが大量に必要になります。
次に電源プラグを磨いて仕上げていきます。ピカールが染み込んだティッシュでプラグを磨きます。磨く時は、肩を揉む程度の力(少し強め)でテンポよく磨いていきます。
ティッシュが黒くなってきたら汚れやクスミが綺麗に落ちた証です。磨きの作業は、1回で十分で2回行う必要はありません。磨く時間は、プラグの形状にもよりますが20秒〜30秒ほどで大丈夫です。
この時、表面が錆びている程度ならピカールで綺麗になりますが、爪に引っ掛かるようなサビが発生している場合は、#1200番と#1500番、#2000番の耐水ペーパーでサビを削り落とす必要があります。耐水ペーパーは、ホームセンターで3種類とも100円+税程度で販売されています。
耐水ペーパーは、数字が大きくなると目が細かくなります。
80番→目が荒い
2000番→目が細かい
個人的には、爪に引っ掛かるようなサビ(赤錆)が発生している場合は電源プラグの買い換えがオススメです。電源プラグは、合金で作られておりサビ難くなっています。
磨きが完了したら綺麗なティッシュで乾拭きして完成です。濡れたティッシュで仕上げたいところですが、ピカールは乾燥すると自然と剥がれるので乾拭きで問題ありません。
条件にもよりますが一度磨くと1年ぐらいは綺麗な状態が続きます。慣れれば、1分程度の作業になります。
まとめ
電源プラグの汚れやクスミはピカールで簡単に綺麗になります。必要なものもピカールとティッシュ2枚ほどなので、特殊な物を用意する必要もありません。
慣れれば、1分程度の作業でピカールの付け過ぎに注意して磨けば失敗することも無いと思います。ピカールを付け過ぎてしまった場合は、付け過ぎたティッシュは捨てて新しいティッシュを使うことをオススメします。
日常づかいは勿論ですが、メルカリなどに出品する時に電源プラグを磨くだけで印象が変わるので、電源プラグを磨く方法は覚えておいて損は無いと思います。個人的にも、電源プラグは勿論ですが電池の液漏れで汚れた端子やカギも同じ方法で磨いています。