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N-BOXのパンクを修理する方法!最安で修理したい方は必見です。

ホンダN-BOX(エヌボックス)のパンクを修理する方法について記載しました。釘などを踏んで気がつくとタイヤがパンクしていたと言う方も多いと思います。記載の方法はプロが行なったいる方法と大差ないので最安でタイヤのパンク修理を行いたい方は必見です。N-BOXのパンクを修理する方法について画像で詳しく記載しているので分かりやすいと思います。

記載の方法は釘などを踏んで徐々に空気が漏れるパンクの修理は可能ですが、縁石(えんせき)で擦ってタイヤが裂けた場合などタイヤが完全に破損した場合には修理できません。

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用意する工具

ジャッキ(車載の物でも使用可)
空気入れ
プライヤー(ペンチなど)
19mmソケットレンチ(車載の物でも使用可)
カッターナイフ
ゴムハンマー(必要ない場合もあります)
パンク修理キット

特殊な工具は必要なく自分でスタッドレスタイヤの交換作業を行われている方なら、パンク修理キット以外は手持ちの工具で全て揃うと思います。タイヤの脱着が初めての方は、空気入れとパンク修理キット以外は100均(プライヤー、カッターナイフ、ゴムハンマー)で購入可能です。

ゴムハンマーについては、タイヤを車体から外す時にタイヤが固着(錆びて)して外れない時があるので必要に応じて用意する必要があります。個人的には、タイヤが固着して外れなかったのでタイヤのゴム部をゴムハンマーで叩きタイヤを外しました。

パンク修理キットについては、30年以上前からプロもパンク修理キットで修理されており十分に実績がある物になります。パンク修理キットの購入は、急いでいなければAmazonなどネット通販が最安で1,400円ほどで購入でき、急ぎの場合はカー用品店で2,100円ほどで購入することができます。

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パンク修理の方法1(タイヤの取り外し)

必要な工具が揃ったらパンクしたタイヤを外します。N-BOXのジャッキアップポイントは画像のヶ所になります。前後ともにジャッキアップポイントは少し窪んでいるので分かりやすいと思います。

車体をジャッキアップしたら19mmのソケットレンチで4つのネジを回し(時計と反対周り)ネジを緩め外します。ネジが外れたらタイヤを車体から外します。この時、車体とタイヤが固着して外れない場合は、ゴムハンマーでタイヤのゴム部を叩くと外れると思います。ゴムハンマーで叩くときは、タイヤの周囲を軽く叩くことがポイントです。

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パンク修理の方法2(パンク修理キットの使い方)

車体からタイヤが外れたら、タイヤに刺さっている異物をプライヤーで挟んで取り除きます。タイヤから異物を取り除いてもタイヤが変形している場合は、タイヤの形が整うまで少し待ちます。待ってもタイヤの形が変形している場合は、軽く空気を入れてタイヤの形を整えます。

タイヤの異物が取り除けたら、スクリューリーマーにエコ・セメントをたっぷり塗りタイヤの穴に差し込みます。差し込むときは、右に回しながら差し込みます。差し込む時にブチブチとゴムが切れる音がしますが気にせず奥まで差し込みます。

N-BOXの場合、スクリューリーマーを奥まで差し込んでもホイールにリーマーが接触することはありません。

奥までスクリューリーマーを差し込んだら右に回しながら半分だけスクリューリーマーを抜き、再度エコ・セメントをたっぷり塗りタイヤに右回りで差し込みます。エコ・セメントはケチらずにたっぷり塗ることがポイントです。

次に、スクリューリーマーをタイヤに刺した状態でインサートニードルにシールを剥がしたパワーバルカシールを差し込みます。パワーバルカシールはニチニチしていますが、ホコリやゴミが付着しないように素手で行います。

インサートニードルにパワーバルカシールの取り付けが完了したらエコ・セメントを両面にたっぷり塗ります。エコ・セメントが塗れたら手早くスクリューリーマーを右に回して引く抜き、インサートニードルをタイヤに奥まで差し込みます。

インサートニードルをタイヤに奥まで差し込んだらインサートニードルをゆっくり引き抜きます。エコ・セメントが乾く前に手早く作業します。

インサートニードルを引き抜いたらエコ・セメントが乾くまで3分ほど放置します。エコ・セメントが乾いたらタイヤから飛び出したパワーバルカシールをカッターナイフで切り取りパンク修理完了です。ニッパーやハサミよりカッターナイフを使用した方がキレイに切り取れます。

あとは、N-BOXの指定空気圧210kPaまで空気を入れて外した時とは逆の手順でタイヤを取り付けます。

ホイールナットの締め付けトルクは95N.mになります。足で踏み「キュッキュッ」と音が鳴るまで締めるとオーバートルクで、ボルトを破損する場合があるので締め付け過ぎには注意したいところです。

自然に空気が抜けるパンクの場合は、ほぼ記載の方法でパンク修理が可能です。メンテナンスの難易度としては、スタッドレスタイヤに交換できる知識があれば女性でもパンク修理可能です。

今回修理したタイヤは、空気が減った状態で走行したのでタイヤのサイドに削れやひび割れが発生していましたが問題なく修理できました。多分、業者に持ち込むとタイヤ全交換の案件だと思います。

知識なく車屋やガソリンスタンドなどの業者に持ち込むと、最悪4本とも交換されるなど不必要な出費が発生する場合もあるので業者によるパンク修理には気をつけたいところです。

記載の方法は一例ですので自己責任で行ってください。