CIOの世界最小67W充電器「NovaPort TRIOII 67W2C1A」と「NovaPort TRIOII 67W3C」の外観や品質について記載しました。外観や品質について気になっている方も多いと思います。外観や品質について画像で詳しく記載しているので、参考にしていただければ幸いです。
MacやiPhoneの小型急速充電器（窒化ガリウム（GaN））をお探しの方は必見です。
価格はそれぞれ67W2C1Aモデル6,589円と67W3Cモデル6,688円です。
外観や品質について
パッケージや内容物については画像の通りで、他メーカーと大差ないパッケージとなっています。海外メーカーとは違い、パッケージの説明文は日本語表記となっており、日本国内での使用を考慮した丁寧な配慮が感じられます。
商品の梱包自体もしっかりしており、袋に充電器本体が包装されているわけではありませんが、特に梱包自体に問題はありません。中の内容物も丁寧に配置されており、輸送中の衝撃にも十分耐えられるように設計されていると思います。
充電器本体にはシボ加工（表面がボコボコしている）が施されており、高級感がありますが、素材はプラスチック製です。このシボ加工により、手触りが良く、滑りにくくなっているため、持ちやすさも向上しています。
さらに、プラスチック素材を採用することで軽量化を実現しており、持ち運びにも便利です。見た目の高級感と実用性を兼ね備えたデザインは、他メーカーと比べても満足いくレベルのクオリティです。
重さやサイズ感は他メーカーの類似品と大差なく、MacBookに付属しているApple純正の充電器と比較すると圧倒的に小型です。
コンセントに接続するプラグも「パチッ」と開き、グニャグニャ感はありません。本体に仕様も記載されていますが、仕様から性能を読み取ることは難しいです。Type-AポートやType-Cポートの作りについても問題ありませんが、Apple純正と比べるとポート部の作りが劣ります。
Type-Aポートの最大出力（MAX）は18W、Type-Cポートの最大出力（MAX）は67W（単ポート使用時）です。他社の充電器にはない機能として、NovaPort TRIOIIには「瞬断機能」が搭載されています。この瞬断機能は、1ポートで充電中に2ポート目で充電を行っても充電が途切れない機能です。
NovaPort TRIOIIは、瞬断タイミングにおいて微弱の電流を流し、デバイスとの接続を維持した状態で出力の切り替えが可能です。この機能により、充電が完了した端末に再充電することを防ぎ、バッテリーを痛める心配がありません。
2024年7月1日現在、この瞬断機能が搭載された充電器はCIOの充電器以外には確認されていません。本充電器と比較対象されやすいアンカー製やユーグリーン製の充電器にも搭載されていません。
気になった点として、Type-Cポートの端子が少し歪んでいることが挙げられます。この歪みは見た目には少し気になるものの、実際の使用には問題ありませんでした。しかし、充電器を頻繁に使用するユーザーにとっては、長期間の使用によりこの歪みが問題を引き起こす可能性があるかもしれません。
また、全体的に接合部のバリが気になりました。このバリは見た目だけでなく、手触りにも影響するため、使用感を損なう要因となります。
これらの問題は性能面には直接影響しません。しかし、外観や品質の観点から見ると、細部の仕上げが不十分な点は残念です。特に高級感を求めるユーザーにとっては、このような細部の品質が重要となります。
まとめ
CIOの「NovaPort TRIOII 67W2C1A」と「NovaPort TRIOII 67W3C」充電器について詳しく紹介しました。パッケージは他メーカーと大差なく、日本語表記でわかりやすいこと、梱包も丁寧で問題ありませんでした。本体にはシボ加工が施され、高級感があるものの、素材はプラスチック製です。
充電器の機能として、Type-Aポートの最大出力が18W、Type-Cポートの最大出力が67W（単ポート使用時）であること、そして他社にはない「瞬断機能」が搭載されています。この機能により、複数ポートで同時に充電しても途切れないため、デバイスのバッテリーを痛める心配がありません。
全体的に、CIOの充電器は高級感と実用性を兼ね備えており、特にMacやiPhoneの小型充電器を探している方には非常におすすめです。価格は67W2C1Aモデルが6,589円、67W3Cモデルが6,688円と手頃であり、高機能な充電器をお求めの方にはおすすめの充電器となります。
CIOの67W充電器「NovaPort TRIOII」シリーズレビューについてはこちら！
