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ミニマリストが手元に残している紙の書類について!「いつか使うかも」は、紙の山を作るだけ!

ミニマリストとして暮らしていると、日々の生活の中で「どこまで持っておくか」「どこから手放すか」の判断が問われる場面が多々あります。その中でも意外と見落とされがちなのが「紙の書類」です。

書類は気づけばどんどん増えていきます。ポストを開ければ、見知らぬ企業からのダイレクトメール。銀行や保険会社からの通知。家電を買えば保証書。役所からの通知や申請書類。定期的に送られてくる検診の案内など。

しかし、それらすべてを「大事かもしれない」と思って保管していたら、あっという間に収納スペースが埋まってしまいます。今回は、私自身がどのように紙の書類を取捨選択しているのか、その基準と工夫について紹介してみたいと思います。

なお、これはあくまで法的に保管が義務づけられていない書類に限った話です。税務関連や契約書など、法的に一定期間の保管が義務づけられているものについては、各自の状況に合わせて適切に管理してください。

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1. ダイレクトメールは見た瞬間に処分

ポストを開けると、毎日のように届くチラシやダイレクトメール。まず私が即処分するのは、宛名なしの書類です。これは明らかに広告であり、自分宛ではないため内容を確認する必要もありません。自宅に持ち込むこともせず、ポストの横に設置している古紙ボックスにすぐ入れています。

「とりあえず家に持って入ってあとで確認しよう」は、書類が溜まってしまう第一歩です。今確認しないものは、ほぼ見返すことはありません。だから「今いらない」と判断したものは即手放すのが鉄則です。

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2. 宛名付き郵便物は確認してから処分

宛名が印字されている封筒については、念のため開封して内容を確認します。ただし、確認後も「今必要でない」と判断したものはすぐに処分します。このとき、個人情報が記載されているものは必ずシュレッダーにかけています。

電気代の明細、クレジットカードの利用明細、銀行からの「定期的なお知らせ」なども、紙で保管しておく必要性を感じないため処分対象です。すべてネットで確認できる時代ですから、「紙で残す」意味はほとんどありません。

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3. 期限付き書類は期限が過ぎたら捨てる

健康診断の案内や各種申請用紙など、期限が明記されている書類も多くあります。これらは一時的に保管し、期限が過ぎたら処分します。収納ボックスに入れる際には、ポストイットなどで「○月○日まで」と期限を書いておくと、見逃しを防げます。

また、定期的にこうした一時保管の書類を見直す時間をあらかじめ作っておくと、「いつの間にか溜まっていた…」という事態を防げます。

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4. 残しておきたいものはデジタル化

「これは一応残しておきたい」と思ったものでも、紙で保管する必要がなければスマートフォンで写真を撮ってデジタル化します。特に、家電の保証書や説明書、病院の診察券に添付されていた説明文などは、PDFや写真で残しておけば事足ります。

撮影したデータは「書類」フォルダにまとめて、GoogleフォトやiCloudに保存しています。検索もできるので、紙よりもはるかに探しやすく、保管スペースもゼロです。

5. 最終的に残した紙の書類

こうした仕分けを経て、最終的に私の手元に残った紙の書類は以下の通りです。

・パスポート
・銀行の通帳
・各種保険の証書

それ以外にも卒業証書、卒業アルバム、資格証明書などがありますが、これらはすべて実家で保管しています。日常的に必要になることはないため、手元には置いていません。

実家で保管することで、自宅のスペースはすっきりと保ちつつ、いざという時にも探しやすくなります。実家に保管スペースがあるというのは、ある意味ミニマリストにとって心強い「外部ストレージ」です。

6. 保管方法にもひと工夫

残した書類の保管にも、ミニマリストとしてのこだわりがあります。私は、パスポート・銀行の通帳・保険の証書・保険証などのカード類・印鑑などの重要アイテムを、100円均一で購入したシンプルなタッパーにまとめて保管しています。

タッパーを選んだ理由は、防水性と堅牢性、そしてコンパクトで重ねられるからです。ラベルを貼って中身がすぐ分かるようにしておけば、必要な時にすぐ取り出せます。

わざわざ高価な書類ケースを買う必要もありません。むしろ、安価で手軽なアイテムを工夫して使うほうが、自分に合った整理ができて無駄がありません。

7. 書類との距離感を見直すことが、暮らしの快適さに直結する

紙の書類というのは、「念のため」と思って取っておくとキリがありません。そして、そういう「念のため」が積もり積もって、部屋の中を占領していきます。気づけば、書類が入ったファイルが何冊も棚を埋め尽くし、本当に必要なものがどこにあるのか分からなくなる。

ミニマリズムとは、「手放すこと」ではなく「選び抜くこと」です。だから私は、「絶対に必要」と自信を持って言えるものだけを残しています。それ以外は、写真に撮るか、期限が過ぎたら迷わず処分する。それだけで、書類に関するストレスは劇的に減ります。

まとめ

ミニマリストとしての書類整理のコツは

・「今いるか?」の視点で判断すること
・デジタル化を活用すること
・手元に残す基準を明確に持つこと

です。

書類の山に囲まれて落ち着かない日々を送っている方は、まずはポストの中身を見直すところから始めてみてください。「紙と距離を置く」ことは、「心に余白をつくる」ことにもつながります。あなたの生活に、ほんの少しの「紙の断捨離」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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