SBIラップの投資先銘柄一覧について記載しました。SBI証券のロボアド「SBIラップ」が投資する投資先の銘柄について気になっている方も多いと思います。個人的にも、運用コストが安くリバランス(定期的に投資先を変更)が売りのSBIラップの投資先について気になっていました。SBIラップの投資先銘柄について詳しく記載しているので分かりやすいと思います。
投資初心者でSBIラップでの資産運用を考えれれている方は必見です。
SBIラップについて
SBIラップは、他のロボアドより運用コスト(投資一任手数料+信託報酬)安く、1ヶ月(又は不定期)に1回リバランスが行われるロボアドバイザーになります。
投資一任手数料については、年率0.660%ですが信託報酬が平均0.295%プラスされるので実際の運用コストは平均年率0.955%になります。投資先の信託報酬に応じて運用コストが変動するので計算上の最大運用コストは年率1.3%になります。(投資先の信託報酬の平均値が0.295%になります。)
信託報酬=投資対象銘柄を保有することで発生する費用
リバランスについては、AIがアルゴリズム(ルール)に従って1ヶ月又は不定期に投資先を変更し、市場の動向に応じて投資先が変更されるので、より効率良く利益を生み出せることが期待できます。この、リバランス機能については他のロボアドには無いSBIラップの強みと言えます
SBIラップ投資先銘柄一覧
SBIラップの投資先は上の表の通りになります。ほぼアメリカ市場に分散投資するスタイルになります。アメリカ市場は、国民が年金として給料の一部を投資に回しているので基本的に右肩上がりでリスクの低い投資先と言えます。
だた、株式はリスク資産なので100年に一度のリーマンショックなどが発生すると株価が半値になる場合もあります。
SBIラップ | 信託報酬(年率) | 互換投資先(コード) | 信託報酬(年率) |
SBI・米国株式 | 0.1906% | VTI | 0.03 |
SBI・先進国株式 | 0.2106 | VEA | 0.05 |
SBI・新興国株式 | 0.2606 | VWO | 0.08 |
SBI・米国債券 | 0.1956 | AGG | 0.03 |
SBI・米国ハイイールド債券 | 0.6406 | HYG | 0.48 |
SBI・新興国債券 | 0.5506 | EMLC | 0.30 |
SBI・米国不動産 | 0.2806 | IYR | 0.41 |
SBI・ゴールド | 0.5606 | GLD | 0.40% |
SBIラップの投資先の互換銘柄としては上の表の通りになります。他のロボアドと同様に、再投資先へ投資を行っています。よって、SBI・米国株式とVTIの値動きは、ほぼ連動する値動きとなります。
余談ですが、VTIの値動きは1日遅れてSBI・米国株式の値動きに反映されるようです。また、SBIラップに投資(15時25分までに手続き)を行うと2営業日後に買付が行われ、5営業日後に受け渡しが行われます。
買付通貨は、円で為替ヘッジなしによる買い付けになります。
以上のことからVTIやVEGと言われても分からない投資初心者の方には、SBIラップへの投資がおすすめです。投資初心者の方は、ネットや雑誌、YouTubeで知り得た知識で投資するよりSBIラップへの投資が結果的にはローリスクだと思います。
また、VTIやVEGへの投資経験のある方は、SBIラップの投資先を真似て投資を行うとSBIラップに投資するより1%高いリターンを生み出すことができます。1%の差ですが一般的に投資でのリターンは平均3〜5%前後と言われているので1%の差は大きいです。
以上がSBIラップの投資先銘柄一覧になります。SBIラップへの投資は手数料が高いと思われる方も多いですが、投資初心者の方にはおすすめの投資先だと思います。