「株主優待」と聞くと、「外食チェーンの無料券」や「鉄道会社の乗車券」など、“もらえるものは決まっている”と思っていませんか?
しかし実際には、もっと自由度の高い使い方が可能です。
特にミニマリストにとって、物を「お得に」「無駄なく」「必要な分だけ」手に入れることはとても大切。
今回は、私が実践している「株主優待を活用して日用品から家電、果てはガソリンまで手に入れる」方法をご紹介します。
株主優待ってそもそも何?
まずは基本から。
株主優待とは、特定の企業の株を一定数以上、あるいは一定期間保有している株主に対して、企業が感謝の気持ちとして贈る“プレゼント”のようなものです。
企業によって内容はさまざま。
たとえば
・自社製品の詰め合わせ(食品会社、化粧品メーカーなど)
・宿泊や娯楽施設の無料券
・金券やギフトカード など
中でも注目したいのが、「デジタルギフトがもらえる優待銘柄」です。
これは、Amazonギフト券やPayPay、QUOカードPay、Google Play ギフトなど、実質“現金代わり”に使えるデジタルギフトを提供してくれる企業の株主優待です。
なぜミニマリストが「株主優待」を活用するのか?
ミニマリストにとって、最大のメリットは「生活に必要なものを最小限のコストで手に入れられる」 という点です。
私自身、株主優待を通じて
・スマホアクセサリーや家電類(Amazonで購入)
・外食やカフェ代
・スーパーマーケットでの食品購入
・ガソリン代
など、毎月の支出の多くを“実質無料”でまかなっています。
株主優待で「なんでも買える」仕組みとは?
では、具体的にどうやって日常生活のすべてを株主優待で賄っているのか、その仕組みをお話ししましょう。
1. 株主優待を選ぶ基準は「汎用性の高さ」
私が重視しているのは、“もらえる優待がどこででも使える”こと。
その条件を満たすのが以下のようなデジタルギフトです。
PayPayポイント/PayPayライト:実店舗でも幅広く使えるキャッシュレス決済
QUOカードPay:コンビニやドラッグストアで使用可能
このようなギフトがもらえる銘柄を選べば、用途が限定されないので非常に使いやすいのです。
2. 30万円の投資で1万円分のデジタルギフトがもらえる?
優待内容は企業ごとに異なりますが、私の経験上、「30万円程度の投資」で「年1万円相当のデジタルギフト」がもらえる銘柄はたくさん存在します。
たとえば
・B社:保有年数に応じてPayPayギフトが年5,000〜15,000円分
仮に年利換算で見ると3〜5%の還元率。銀行預金の利息に比べると圧倒的な利回りです。
3. デジタルギフトを「交換・チャージ」して使い倒す
私の使い方は以下のとおりです。
PayPayライト:コンビニ、スーパー、ガソリンスタンドで日常の支払い
QUOカードPay:ドラッグストアで生活消耗品を購入
たとえばPayPayライトは、以下のような場所で使えます
・ヤマダ電機・ビックカメラなどの家電量販店
・セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン
・ガスト・サイゼリヤなどのファミレス
・ENEOS・出光などのガソリンスタンド
・一部の鉄道会社・バス会社(交通系IC対応)
つまり、「日常生活での支払いの大部分」をこれらでカバーできてしまうのです。
外食優待 vs デジタルギフト:どっちが得?
株主優待には、飲食系の優待も多く存在します。
たとえば有名なマクドナルド の場合
・優待内容(1回分):ハンバーガー・サイド・ドリンク各1枚×6食分(約8,800円相当)
利回りは約1.5%程度。
一方で、先ほど紹介したデジタルギフト銘柄では
・優待内容(1回分):Amazonギフト1万円
利回りは6.6%以上。
自由度・利便性・還元率の面で見ても、デジタルギフト型株主優待のほうが圧倒的に魅力的だといえるでしょう。
株主優待でミニマリスト生活がさらに快適に!
ミニマリストは物を減らすだけでなく、「支出を減らす」「所有に対する考え方を変える」ことも重要です。
株主優待はその助けになる強力なツールです。
・家計から現金を減らし、PayPayポイントでスマートに買い物
・株を持つことで“使える資産”として優待を受け取る
まさに、「資産から日常を生み出す」ライフスタイル。
最後に!株主優待は“使い方”次第
株主優待と聞くと、ハードルが高いと感じるかもしれませんが、ネット証券で株を買うことは今ではとても簡単です。
ポイントは「優待の自由度」と「生活費との親和性」。
外食券に魅力を感じる人もいれば、私のようにAmazonギフトやPayPayを重視する人もいます。
あなたのライフスタイルに合った優待を見つけて、毎月の支出を“資産”でカバーするミニマリスト生活を始めてみませんか?
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