任天堂の新型ハード「ニンテンドースイッチ」で遊んだ感想についてまとめました。実際に遊んでみると発売前に公開されていた情報以上の感動があり、iPhone以来の衝撃を受けました。今回、携帯モードに視点を置いて感想を記載しているので、TVモードやテーブルモードの場合、当てはまらない場合があります。
外観
重さや大きさは持ち運ぶのに気にならないレベルです。質感も良い感じですが個体差はあります。ジョイコンを取り付けるレールが金属で出来ており、ジョイコンを取り付けて揺らしてもガタつきはありませんでした。また、ジョイコンもスムーズに脱着が出来るのも良いと思います。
上部にクーリングファンが搭載されており頻繁にブンブン回りますが、騒音は全く気になりません。しかし、ファンは頻繁に回っているので夏場オーバーヒートしないか心配です。
画面
画面には現在主流のスマホと同じ静電容量方式のタッチパネルが搭載されており、スマホ同様の操作が可能で文字入力も簡単でした。初期設定でのWi-Fiパスワードの入力やメールアドレスの入力等、文字も大きくタップしやすいので初期設定もスムーズに行えます。
また、画面の枠が狭いので6.2インチが想像以上に大きく感じ、1280×720ドットですが肉眼ではドットを目で確認することは出来ませんでした。画面の完成度に関しては想像以上でした。
操作(ジョイコン)
ジョイコンの操作性に関しては、アナログパッドでの操作になるので慣れるまで、文字入力時のキーボード操作等での入力ミスが多かったです。また、Lボタン(Rボタン)とZLボタン(ZRボタン)が近く慣れるまで押し難いです。しかし、ジョイコン(コントローラー)の各ボタンの位置はちょうど良い場所に配置されていると思いました。
スタートボタンとセレクトボタン形状は、デザインを優先させたと思われるので少し押し難いです。特にセレクトボタンはマイナスの形で小さいので、プラスの形のスタートボタンより押し難く感じました。
スクリーンショット撮影ボタンについては革命です。ゲーム中は勿論ですがホーム画面の撮影も出来ます。ボタンの位置も左ジョイコンの下に配置されており押しやすいです。
バッテリー
ゲームソフトによりバッテリー駆動時間は異なる様ですが、「ゼルダの伝説」で遊んだ場合、公式発表の通り3時間は遊ぶ事ができましたが、詳しい調査に関しては今後、調査を行い報告したいと思います。
ニンテンドースイッチの設定でバッテリー表示をパーセント表示に変更して使用すると、スマホと比べて減りが早いと感じました。
サウンド
手持ちのイヤフォンをニンテンドースイッチと繋げて聴くと違いは一目瞭然で、本体に内蔵されたステレオスピーカーは少し音がこもって聴こえます。ニンテンドー3DS LLより良いかなレベルで、iPhone6Sのスピーカーと比べてしまうと劣ります。サウンドも重要な要素なので、もう少し良いスピーカーを内蔵して欲しかったです。
ロード時間
ゲームカードからの読み込みになるのでディスクと違い、ロード時間が短縮されると思っていましたがニンテンドー3DS LLと同等でした。ゲームのボリュームや内容が違うので一概には比較できませんが、スマホと比較するとロード時間は遅く感じてしまいます。
システム(ホーム画面の構成)
ニンテンドー3DS LLよりシンプルなホーム画面です。ユーザーの切り替えや作成が簡単に行えるので、各ユーザーのセーブデータの管理が簡単に行えます。各種設定も画面が大きく説明文が記載されているので、簡単に各種設定する事が出来ます。
インターネットブラウザが搭載されておらず、ホームページや動画を見ることはできませんが、スマホが普及した現在にゲーム機にインターネットブラウザは必要ないと思います。個人的には、インターネットブラウザが搭載されているゲーム機で、ホームページや動画を観覧したことは少なく、ゲーム機はゲームが楽しく出来れば問題ないです。
まとめ
ニンテンドースイッチで遊んでみて完成度は高いと思います。ニンテンドー3DS LLとは完全に違う路線で、例えるならゲームしか出来ないスマホです。遊ぶとすぐに感じた綺麗で大きな画面と気にならない程度の大きさと重さで、気がつくと4時間が経過していました。
ヒットする物の基準として個人的には、CMやニュース等の事前情報を超えるサプライズが有るか無いかを判断基準しています。今回、発売されたニンテンドースイッチは事前情報以上のサプライズが満載だったので、細かい部分ではもう少し改良の余地がありそうですが、手軽に持ち運べ質の高いゲームが楽しめるニンテンドースイッチは、一大旋風を巻き起こすと思います。