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ジムニー(JB23)ミッションオイル交換方法について!スズキ指定のオイル粘度75W-80です。

ジムニー(JB23)のミッションオイル交換方法について画像を基にまとめました。クラッチワイヤーの交換でミッションの入りは改善されましたが、前回のミッションオイル交換から4万㎞走行していたので序でに交換しました。ミッションオイル交換には特殊工具が必要になるので、エンジンオイル交換作業より費用や手間が掛かりますが、特殊工具を揃えてしまえば交換はエンジンオイル交換と似ています。

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使用部品

■ミッションオイル(ワコーズ RG7590 LSD GL5 2L):2.0L■
使用したワコーズ RG7590 LSD 2Lの粘度は75W-90ですが、スズキ指定の粘度75W-80に対応していると明記されているので使用可能です。購入先はネットショップで3,325円+税で購入しました。また、ミッションオイルの規定量は1.3Lです。

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使用特殊工具

■ドレンプラグソケット 10mm■
ミッションのドレンボルトとフィラーボルトを緩める為に使用する四角いソケットレンチです。アストロプロダクツで330円+税で購入しました。

■オイルシリンジ 容量600ml■
ミッションオイルを注入する為の工具で、少し高額ですがデフオイルの交換等に使用できるのでオススメです。アストロプロダクツで4,360円+税で購入しました。

ミッションオイルの交換に必要な特殊工具のみ記載しています。ペーパータオル(ウエス)やパーツクリーナー、オイルジャッキ(計量器)等の一般的な工具は記載していません。

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交換方法

①ミッションを温めてオイルを排出すると周りにオイルが飛散するので、オイルの排出に時間は掛かりますがミッションが冷えている時に行います。ミッション周りが温まっているとマフラーやオイルパンに接触して不慮の火傷を負う危険もあります。

ミッションオイルのフィラーボルト(オイル入口)とドレンボルト(オイル排出口)の位置は画像の通りです。

最初にフィラーボルトをドレンプラグソケット10mmで緩めます。今回、フィラーボルトを緩める為のドレンプラグソケット10mmの入る隙間が無かったので、先端が9.5mmのラチェットハンドルでフィラーボルトを緩めました。

フィラーボルトを緩めて取り外すと特に初回交換の場合、オイルが溢れ出る場合があるのでオイル受け等でオイルが飛散しないように受けておくと安心です。

③ドレンボルトの下にオイル受けを置いてドレンボルトを緩めます。ドレンボルトはフィラーボルトと違い磁石が付いており鉄粉が吸着するようになっています。取り外したドレンボルトは鉄粉を取り除いて綺麗にしておきます。

ミッションオイルを排出したらドレンボルトにネジ緩み止めを添付して、23N.mのトルクで締め付けます。今回、ドレンボルトにネジの緩み止めを添付せずトルクレンチを使い23N.mで締め付けています。

オイルシリンジにオイルを注射器の要領で充填したら、フィラーボルトの穴にオイルシリンジのチューブを挿し、フィラーボルトの穴からオイルが垂れてくるまで充填します。今回、オイルが垂れるまで充填せずに規定量の1.3Lのオイルを充填しました。規定量の1.3L入っていれば問題はありません。

⑥最後にフィラーボルトを規定トルクの23N.mで締め付ければ交換完了です。4万キロ走行後のオイルは新品と比較しても一目瞭然で、キラキラした鉄粉も含まれていました。

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まとめ

ミッションオイルの交換頻度は低いですが、エンジンオイル交換と比べて費用や手間が掛かります。今回、ミッションオイルにワコーズのオイルを使用した理由も交換頻度が低い分、良いオイルを入れようと思ったからです。

また、特殊工具とオイルの総費用が8,015円+税と掛かっているので、車検時等に車屋さんで交換した方がワコーズのオイルを使っても早く安く交換できます。トランスフォーオイルやデフオイルを自分で交換する場合は車屋さんより安くなります。