ジムニー(JB23)エンジンオイル交換手順について記載しています。前回のオイル交換から4,000㎞程度走行したのでオイル交換を行いました。スズキでは5,000㎞毎に交換が推奨されています。オイル交換に必要なものから交換手順まで画像で詳しく記載しているので分かりやすいと思います。
実際にオイル交換作業を行った作業手順についてまとめています。
【オイル交換】オイルの空き缶を潰して処分する方法についてはこちら!オイル缶をコンパクトに畳みたい方は必見です。
必要な部品と工具
使用部品
□エンジンオイル(Castrol EDGE 5W-30 SN):3.0L
※スズキ指定の粘度は10W-30です。
□ドレンボルトワッシャー:1個
使用工具
□17mmメガネレンチ
□オイルジョッキ
□漏斗(じょうご)
□オイル処理ボックス(3.0L以上)
□ペーパータオル:少々
□パーツクリーナー:少々
【オイル交換】廃油パックを自作する方法についてはこちら!
交換手順(オイル排出)
①オイル交換作業はエンジンが冷えている時に行います。エンジンが温まっていると作業中に不慮の火傷を負う危険があります。また、エンジンを温めても排出されるオイルの量に違いは殆どありません。
②オイルドレンボルトを17mmのレンチを使い手で回せる程度まで緩めます。ジムニーは車高が高いので、車体を上げなくても体を潜り込ませ作業を行うことができます。
③ドレンボルトが緩んだらオイル処理ボックスをオイルパンの真下へ配置します。配置後、オイルで手が汚れるのをビニール手袋等で防止し、手でオイルドレンボルトを外してオイルを抜きます。
④オイルを完全に排出したら、オイルドレンボルトに新しいワッシャー(14mm)を取り付け、49N.mのトルクでオイルドレンボルトを締め付けます。今回、ドレンワッシャーは交換していませんが、オイル交換毎に交換が推奨されています。
交換手順(オイル充填)
⑤オイルキャップを外しオイルジョッキに規定量のエンジンオイル2.8Lを計量して漏斗を使い補充します。
オイルフィルター交換なし:2.8L
⑥エンジンを始動させ1〜2分程度アイドリンングを行い、オイルをエンジン内部に循環させます。エンジン停止後、エンジンオイルレベルゲージでエンジンオイルの量を2〜3回程度確認して、オイル交換作業は終了です。
エンジンオイルレベルゲージの規定量を下回るのはNGですが、画像のように規定量を多少オーバーしていても問題ありません。
まとめ
はじめてオイル交換される方は、作業手順に悩まれる方も多いと思いますが手順が分かれば作業自体は簡単です。
しかし、オイルの取り扱いを慎重に行わないと地面や衣服が汚れて後処理に苦労します。地面がオイルで汚れた場合は、有機溶剤(パーツクリーナー、油類など)で拭き取るとキレイになります。
はじめてでも焦らずに作業を進めれば衣服が汚れることはなく、20分程度でオイル交換作業が完了すると思います。
オイルドレンの締め付けトルク、間違っていませんか?
コメントありがとうございます。
ご指摘の通り間違っておりました。
誤)95N.m → 正)49N.m
訂正しておきます。