ニンテンドースイッチのジョイコンをアルコール消毒した結果について記載しました。コロナウィルスやインフルエンザ対策としてジョイコンをアルコール消毒したいと思われている方も多いと思います。実際にジョイコンをアルコールで消毒した結果について記載しているので、ジョイコンのアルコール消毒について気になっている方は必見です。
ニンテンドー公式としてはジョイコンの消毒はNGになります。
使用したもの
■ティッシュペーパー■
消毒用エタノールを染み込ませるためにティッシュペーパーを1枚ほど用意します。化粧水を染み込ませるコットンやキッチンペーパーでも代用可能です。個人的には、大きさや使い勝手からティッシュペーパーに決めました。
■消毒用エタノール■
ジョイコンを消毒するために、消毒用エタノールを使用しました。最寄りの薬局やAmazonなどで販売されています。価格は、薬局で500ml入1,330円程度で購入できます。
コロナウィルスやインフルエンザウィルスの場合、消毒用エタノール（エタノール70%以上）を使用することで不活性化（感染できな状態）することが可能です。
| 商品名 | 消毒用エタノール |
| 用途 | 殺菌・消毒 |
| 分類 | 第３類医薬品 |
| 成分分量 | エタノール（76.9〜81.4vol%を含有） |
| JANコード | 4987286307596 |
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ジョイコンを消毒した結果
消毒用エタノールとティッシュが用意できたら、ティッシュに消毒用エタノールを染み込ませます。今回、消毒用エタノールをドボドボと直接ティッシュに染み込ませました。ティッシュを絞るとエタノールが滴り落ちます。
消毒用エタノールが少ないと数分で気化すると思い気持ち多めです。
ティッシュにエタノールが染み込んだら、エタノールティッシュでジョイコン全体を拭きます。拭き上げ時間は、WHO推奨の15秒を目安に拭きました。この時、ボタンも気にせずに拭きましたが後に不具合に繋がります。
アルコールティッシュで拭き上げて、5分ほど放置するとアルコールが蒸発して消毒完了です。アルコールが蒸発すると消毒ありと消毒なしで見分けがつきません。
先入観に囚われない為に２枚の画像を用意しています。上の画像で変色や色あせを確認した上で下の画像を見てください。
公式では、アルコール消毒による変色や色あせが発生する場合があるとアナウンスされていましたが、実際には画像の通りになります。
外観上の問題はありませんでしたが、アルコール消毒したジョイコンをニンテンドースイッチに繋げてみると不具合が発生しました。一部（Rスティック、Yボタン）のボタン操作が反応しません。全く反応しない訳ではなく反応しないことの方が多いです。
原因としては、拭いた時にアルコールがボタンの隙間から内部に侵入した可能性が高いです。
よって、公式と同様にジョイコンのアルコール消毒はNGです。しかし、接触感染などやむを得ない場合はアルコールでジョイコンの消毒もアリだと思います。
やむを得ずジョイコンをアルコール消毒する場合は、隙間にアルコールが侵入しないように拭くことがポイントになります。
【注意】記載の内容は一例ですので、消毒用エタノールでジョイコンを消毒する方法を推奨している訳ではありません。
消毒後に発生した不具合の対処法
アルコール消毒によるボタン操作が反応しなくなった場合の対処法は、ジョイコンからアルコールが蒸発するのを待つことです。
今回は、一晩経過するとボタン操作が反応しない不具合が解消されていました。エタノール自体は電気を通さず揮発するとサビも発生しないと思われるので、エタノールの蒸発と共に不具合が解消された可能性が高いです。
エタノールが電気を通す場合、内部でショートして完全に壊れていたと思います。また、今回の消毒用エタノールには水も含まれていますが、純水なのでほとんど電気を通さないので助かりました。