UGREENポータブル電源PowerRoam600品質レビューについて記載しました。PowerRoam600の購入を検討されている方で機能面以上に品質について気になっている方も多いと思います。個人的にも機能面以上にプラグの耐久性や製品の素材など品質について気になるタイプです。品質について画像多めで記載しているので分かりやすいと思います。
ポータブル電源を0円で使用する方法!?○年使えば実質タダで使用できます。
PowerRoam600について
UGREENのポータブル電源「PowerRoam600」は、リチウム鉄リン酸電池を採用し、約3,000回という長いサイクル寿命のポータブル電源になります。このポータブル電源は、大手電気自動車会社BYDと共同開発された信頼性の高い電池を使用した商品です。
製品(容量680Wh)は約50分で0から80%まで急速充電可能であり、フル充電には約1.5時間かかります。さらに、最新のMPPTソーラー充電技術を利用して、ソーラーパネルで約4時間ほどで満充電が可能です。
MPPTソーラー充電は新しい技術ではありませんが、曇りでも効率よく充電することのできる技術と考えていただいて差し支えありません。
UGREENポータブル電源は最大12のデバイスを同時に利用できる合計出力965W(コンセント出力は600W)を誇ります。UGREEN独自の技術である「U-Turbo」により、瞬時出力1500Wを実現し、家庭用電気機器にも対応しています。
出力600W(瞬時出力1500W)とは、1200Wの電子レンジ(高圧トランス式・インバータ式)は動きませんが1200Wのモーターで動くドライヤーは動かすことができると言う感覚です。
製品の冷却ファンの騒音は40dB以下と静かであり、わずか9kgの軽量設計は持ち運びに便利です。さらに、内蔵バッテリーが尽きた場合でも約7時間点灯し続ける緊急モードを搭載しています。
発電機(ガソリン)とは違い騒音もなく排ガスを気にせず車内で使用することができます。
UGREENポータブル電源には5年の保証が付いており、安心して長期間利用できます。また、AC電源ケーブル、変換ケーブル、充電ケーブル、ケーブル収納バッグなど、様々なアクセサリーが付属しています。UGREENポータブル電源は、車中泊や防災グッズ、省エネや節電停電対策、非常用電源として最適です。
価格は79,800円(税込)となります。
Amazonで購入すると25%OFFで購入できるので59,850円となります。
PowerRoam600品質レビュー(外観)
UGREENのポータブル電源「PowerRoam600」本体の外装については、金属パーツは使われておらず確認した範囲ではプラスチック製になります。地面と接触する脚部分もプラスチック製になりますが、本体重量が約9kgと重いので動かそうとしても滑る感じはありません。
持ち手部分も本体と同じプラスチック製ですが持ち上げてもしなる(たわむ・曲がる)感じは無く、持ち手部分にも十分にスペースがあるので持ちにくさもありません。また、持ち手が太いのでスーパーの袋のように手に食い込んで痛いと言う感覚もありません。
プラスチックとプラスチックの接合部も綺麗で素人がガンプラを組み立てた時にできるバリも無く綺麗な仕上がりです。iPhoneとまではいきませんが部品同士の隙間もなく外観の品質は十分に満足できるレベルに仕上がっていると思います。
外装のプラスチックを手で押し込んでもペコペコ感は無く、叩いてもポンポン音がすることもありませんでした。
大きさについてはBOXティッシュより遥かに大きく2リットルのペットボトル4本分くらいの大きさがあります。重さは、約9kgあるので100m持ち運べと言われると無理と言いたくなる重さです。
モバイルバッテリーのように持ち歩くことは極めて困難です。長距離の移動には車やバス、電車が必須です。
本体底部には入出力の情報など詳しく記載されており説明書が無くても確認可能です。技適マークも記載されているので日本国内での使用は何の問題もありません。
PowerRoam600品質レビュー(端子・プラグ)
12V×10A=出力最大120Wのシュガーソケット端子については、自家用車に搭載されているシュガーソケット端子と比べると自家用車に搭載されているシュガーソケット端子の方が品質や耐久性が高いように感じられました。
USB-AやUSB-Cについては、良くも悪くも普通です。最高がiPhoneのUSB-C端子の品質、最低が100均のUSB-C端子とした場合ちょうど中間くらいの品質に思います。出力はUSB-Aで22.5W、USB-Cで100Wあるので十分に高出力です。
通常のモバイル機器の充電であればフルパワーにて充電が可能です。スマホの充電程度では持て余す高出力になります。
各種ボタンの押し心地については反応も良く好印象ですが、カチャカチャ感はあります。シリコン製のボタンと違いプラスチック製なので耐久性は高そうです。
AC出力プラグに関しては、分解していないので中の作りは不明ですが抜き差し問題なく、材質も強化プラスチックが使用されておりプラグの抜き差しによるキズには強いように感じます。
実際にプラグの抜き差しを何度か行いましたが傷つくことはありませんでした。
ファンについては動作中にパソコンと同様に電子臭がしますがファンの音に不快感はなく、頭の横に置かない限り無音レベルの音量です。無音とは言えませんが無音に近いです。
AC電源の端子については、コンセント部分の素材と同じプラスチックが使用されており耐久性は高そうです。プラスチック製の皿に使用されている傷に強いプラスチックが使われている感じです。
不満を言えばAC電源については脱着回数が多いので電気ポットに使用されている磁石式の端子でも良かったように思います。
入力端子のカバーについては、ロック機構が付いており安い製品のようにパタパタすることはありません。
まとめ
PowerRoam600は金属パーツを使用せずプラスチックで構成されています。重量は約9kgありますが、持ち手部分もしなることなく取り回しやすい設計となっています。プラスチックの接合部も綺麗でバリがなく、外観の品質は満足できるレベルです。外装のプラスチックはしっかりとした作りで、押し込んでもペコペコ感がなく、耐久性も高い印象です。
サイズは大きく、重さもあるため、持ち運ぶことは難しいです。車や公共交通機関を利用する長距離移動に適しています。本体底部には入出力の情報が詳しく記載されており、日本国内での使用にも問題はありません。
端子やプラグに関しては、シュガーソケット端子やUSB端子はそれぞれ機能的に普通の品質であり、耐久性も高い印象です。ボタンの押し心地は良好で、耐久性が高そうなプラスチック製です。AC出力プラグも強化プラスチックが使用されており、抜き差しによるキズにも強く感じられます。
ファンの動作音は無音に近く、不快感はありません。AC電源の端子も耐久性が高く、長期間使用しても問題ないと感じました。ただし、AC電源に関しては磁石式の端子が使われていればより良かったと感じました。
以上がUGREENポータブル電源PowerRoam600の品質レビューとなります。購入を検討されている方の参考になれば幸いです。