BLUETTIの最新ポータブル電源「AC180」を試してみましたが、その圧倒的な性能に驚かされました。キャンプやアウトドア、緊急時の電源確保など、さまざまなシーンで活躍するポータブル電源として、まさに攻守最強といえる製品です。ここでは、その特長を詳しくレビューします。
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デザインと外観
さらに、天板には15Wのワイヤレス充電機能が搭載されています。スマートフォンやワイヤレス対応デバイスを簡単に充電できるため、アウトドアでの利便性がさらに向上しています。
性能:大容量バッテリーと強力な出力
さらに、AC出力は最大1800Wに対応しており、多くの家電や電子機器を同時に使用できます。1kWh級のポータブル電源としては異例の高出力で、電子レンジやドリルなどの高電力を消費する機器も問題なく動作します。この出力性能の高さは、他社製品と比較しても際立っています。
USBポートも充実しており、USB-Aが15W、USB-Cは100Wのパワーデリバリーに対応。ノートパソコンやタブレット、スマートフォンなど、幅広いデバイスに迅速に充電できます。クイックチャージ機能がないのが少し残念ではありますが、全体的に充実した仕様です。
高速充電機能とUPS機能
AC180は充電速度でも優れています。AC入力では最大1440Wの高速充電が可能で、家庭用コンセントから約1時間で80%まで充電することができます。実際のテストでも、標準モードで900~1000W程度、そして高速モードでは1200Wを超える速度で充電が進み、短時間で充電が完了しました。これにより、急な電力不足に対しても迅速に対応できます。
また、UPS(無停電電源装置)機能も搭載しており、停電時でも電力供給を継続できます。切り替え時間は20ミリ秒とやや長めですが、簡易UPSとしてパソコンやネットワーク機器を守るには十分です。この機能は、緊急時や電源トラブルが発生しやすい場所での使用に大きな安心感をもたらします。
ソーラー充電対応とエコモード
アウトドアでの使用を考慮すると、ソーラー充電対応も見逃せません。AC180は12V~60Vまでのソーラーパネル入力に対応しており、最大500Wの入力が可能です。今回のテストでは、20Vのソーラーパネルを2枚直列に接続してみましたが、天気の良い日には300W以上の発電量を記録しました。60Vまで対応しているため、さらなるパネルを追加することで、より効率的な発電・充電が期待できます。
また、エコモードやグリッド強化モードといったエネルギー効率を向上させる設定があり、特に「弱グリッド適用モード」は、電圧変動や波形の歪みを安定させるための新機能です。これにより、不安定な電源環境でもAC180を効果的に使用できます。
操作性とアプリ連携
AC180はシンプルな操作性も魅力の一つです。ボタン一つで電源を入れ、各ポートもワンタッチでオンにできます。液晶パネルは小型ながらも、出力や入力、残量、推定使用時間などが直感的に表示され、視認性も良好です。
さらに、専用アプリを使えば、スマートフォンから遠隔操作やモニタリングが可能です。特に外出中や家の外で使用する際に、バッテリー残量や充電状況を確認できるのは非常に便利です。また、ソフトウェアアップデートを通じて、新機能が追加される可能性もあり、今後の進化にも期待が持てます。
まとめ
重量が少し重い点や一部のポートにクイックチャージ機能がない点は気になりますが、それを補って余りある性能を持っています。特に、ポータブル電源に信頼性とパワーを求める方には、間違いなくおすすめできる一台です。