世間に浸透し始めている格安スマホを越える為、スマホ代(iPhone)と維持費(SIM利用代金)を合わせて、予算1万円で運用が可能か検証しました。予算1万円でスマホを購入し維持できると、スマホに対する価値観も変わるともいます。また、予算1万円で行なっているので、スマホ(iPhone)が中古であったり通信環境が悪かったり等の制約はあります。
条件について
スマホ(iPhone)の購入代金と1年間の維持費(SIM利用料金)を合わせて1万円以内に収める。スマホは外出先でも問題なく使用できる事が条件です。
スマホ購入代金+SIM利用代金=1万円以内
使用したもの
・1万円
・パソコンorスマホ
・クレジットカード
スマホを購入する為にスマホが必要な時点で少し矛盾していますが、スマホの購入にインターネットを利用するので、インターネットに接続したパソコンかスマホが必要です。
クレジットカードについては、スマホの購入やSIM利用料を支払う為に必要です。楽天カードやオリコカード等は無料で作れ、年会費永年無料で維持する事が出来るのでオススメです。
検証結果について
予算が1万円と限られているので、5,000円以内で購入できる中古のiPhoneを探しました。Yahoo!オークションでも探しましたが、メルカリの方が出品数が多く条件が良かったです。
・5,000円以内で購入できる。
・ドコモ回線が使用できる。
・出来る限り新しいiPhoneである。
今回は、メルカリで画面が割れているiPhone6(SIMフリー)を、3,000円(送料込み)で購入しました。画面が割れている以外の問題はありませんでした。また、イヤホン以外の付属品も揃っており、純正の充電ケーブルも綺麗でラッキーでした。
画面の修理は、Amazonで工具付きの修理キットを2,930円(税込)で購入し修理を行いました。過去にiPhone6の液晶修理の経験があったので、簡単に修理を行う事が出来ました。
iPhone6の画面を交換した結果はこちら↓
この時点で、スマホ代の合計が5,980円と予算オーバーですが、SIMフリーのiPhone6が5,980円で手に入ったので良しとします。
次に残金4,020円で1年間スマホを運用できる通信事業者(SIM購入先)を選定します。残金4,020円で契約する事のできる通信事業者は絞られます。今回は、So-netの「0円SIM」を契約しました。
ソニーの子会社であるSo-netが、毎月500MB未満まで無料で通信できるサービスを「0円SIM」として提供しています。データ通信専用のSIMを契約した場合、毎月500MB未満の通信で利用料は0円です。データ通信専用のSIMの場合は、電話番号が無いのでユニバーサル料(2円)も掛かりません。
So-netの0円SIMの詳細についてはこちら↓
So-netの0円SIMを契約すると、初期費用として登録事務手数料3,240円とSIMカード準備料425円の費用が発生します。月額料金に関しては月500MB未満で0円です。
以上、費用のトータルは税込9,595円でギリギリ予算内に収める事が出来ました。結論として、予算1万円でiPhoneを運用する事は可能でした。
1万円の内訳について
iPhone6本体 3,000円
iPhone修理代 2,930円
初期事務手数料 3,240円
SIM準備料 425円
月額料金 0円
合計 9,595円
上記の金額は税込の金額になります。ギリギリ予算1万円以内に収まりましたが、決してiPhone6本体代で調整を行なった訳ではありません。
まとめ
スマホは高価で維持費が高と感じていましたが、実際に予算1万円でiPhoneの運用が可能だと分かると、スマホに対する価値観が変わりました。月500MB未満の利用に限られますが、予算1万円で運用まで漕ぎ着けると月500MB未満の運用も可能だと思います。
個人的には、サブのスマホとして使用しFaceTimeで通話したり、メールの送受信がメインですが、月500MB未満で運用出来ています。iPhoneの場合、設定でモバイルデータ通信の制限をアプリ毎に設定できるので、不要なデータ通信を防ぐ事が出来ます。
1万円運用法に関しては賛否両論あると思うので、選択肢の一つとして参考程度にして頂ければ幸いです。