雪に備えてジムニー(JB23)のタイヤをスタッドレスに履き替えます。ノーマルからスタッドレスへ交換手順についてまとめました。毎年のように締め付けトルクと空気圧を忘れてしまうので、忘れないように記録しておきます。
タイヤを保管する方法についてはこちら↓
使用部品
・スタッドレスタイヤ 4本
・ホイールナット 20個
使用工具
・トルクレンチ(95N.mで締め付けれるもの)
・19mmソケットレンチ
・ジャッキ
交換手順
①前輪の空転防止に4WDに切り替えます。4WDに切り替えないと前輪をジャッキUPした時、前輪が空転してしまい作業が困難です。
②車両のジャッキUPポイントにジャッキを固定してジャッキUPします。今回、2tの油圧ジャッキを使用しました。
③19mmのソケットレンチで①→②→③→④→⑤の順で複数回に分けてナットを緩めていきます。地面にタイヤが設置している状態でナットを緩めると、ホイールやボルトに負荷が掛かるのでジャッキUP後に緩めることがポイントです。
④タイヤを外す時、タイヤがジャッキに当らないように作業します。外した後、ボルトやブレーキ周りの掃除を行います。掃除する時は、外したタイヤを車の下に置いておくと万が一ジャッキが下がっても、タイヤに車体が当たりそれ以上下がらないので事故の防止になります。
⑤スタッドレスタイヤの空気圧を装着前に調整します。今回、標準の空気圧ではタイヤの片磨耗が大きいので、前後輪ともに2.0kgf/㎠で調整しました。
標準:前輪 1.6kgf/㎠ 今回:前輪 2.0kgf/㎠
標準:後輪 1.8kgf/㎠ 今回:後輪 2.0kgf/㎠
⑥トルクレンチを95N.mにセットして、19mmのソケットレンチで①→②→③→④→⑤の順で複数回に分けてナットを締め付けていきます。トルクレンチが無い場合、足で踏むと確実にオーバートルクです。
⑦ジャッキを下げて再度空気圧とナットのトルクを確認したら交換完了です。所要時間は30分程度で交換可能です。
まとめ
車高が高く隙間も広いので作業自体は30分程度が目安です。足で踏み「キュッキュッ」と音が鳴るまで締めるとオーバートルクで、ボルトを破損する場合があるので注意します。
また、車載工具を使用してのタイヤ交換は、時間が掛かり作業効率が悪いのでオススメしません。トルクレンチ以外は、ホームセンターで安く買えるので一式揃えておくと便利です。