セブ島(フィリピン)でiPhoneを格安で使用する方法についてまとめました。現地のSIMカードを使用する方法になるので、少しハードルが高いように思われるかもしれませんが、下記の方法で行えば問題なくSIMカードの購入から設定まで出来ると思います。セブ島(フィリピン)でiPhoneを使いたいと思っておられる方は必見です。
また、通信速度についても記載しているので参考にして頂ければ幸いです。
現地SIMカードのメリット
・安くスマホを使用できます。
・SIMカードの設定も行ってもらえます。
・SIMカードを返却する必要も無いです。
・購入から設定まで数分で行えます。
・現金での支払いが可能です。
ドコモやauのスマホをセブ島に持ち込んで、データローミング機能を使用する方法や、ポケットWi-Fiを日本でレンタルし持ち込む方法もありますが、どちらも料金が高く設定も面倒です。
そこで、現地の携帯会社でSIMカードの購入がオススメです。現地の携帯会社を利用するので、安くスマホを使用する事が出来ます。スマホの設定に関しても、SIMカードの購入と同時に行ってもらえるので、此方で設定する必要もありません。
SIMカードの購入から設定まで
事前に用意するもの
1、SIMフリーのiPhone
2、フィリピンペソ(現金)
3、パスポート(購入者本人)
海外で使用したいと思っているiPhoneが、SIMフリー又はSIMロックが解除された端末である必要があります。SIMロックの解除には、iPhoneを購入した会社(ドコモやau、ソフトバンク)の窓口やホームページ、電話で対応してもらえます。
セブ島のマクタン空港に到着したら、携帯会社の窓口に向かいます。携帯会社の窓口は、空港を出たら直ぐに、SMART(スマート)とGlobe(グローブ)の2社が並んでいます。
今回は、最安値のSMART(スマート)で購入し設定を行いました。
ツアー旅行の場合は、添乗員に「SIMカードを購入したい」と伝えて店舗まで案内してもらうと良いかもしれません。また、携帯会社の窓口が混んでいなければ、トイレ休憩程度の時間で購入から設定まで可能です。
窓口に到着したら列に並び順番を待ちます。今回、利用した携帯会社SMART(スマート)は混雑しておらず、並ぶ必要もありませんでした。
順番が来たら
「ハロー」
「データ シムカード」
「シックスジービー」(6GB)
「ファイブデイズ」(5日間)
「プリーズ」
と一方的に伝えて、テーブルの上にスマホ、お金(300ペソ)を置きます。プランは他にもあるので、滞在日数や使用量に合わせて、上記の赤字を変更して下さい。
稀にパスポートの提示を求められる事が有るようなので、事前にパスポートの準備もしておくと良いと思います。今回は、パスポートを提示する必要はありませんでした。
ポイントは、向こうが喋る前に喋る事です。
プラン:GET 19GB FOR 5 DAYS
価 格:300ペソ(約605円)
日 数:使用開始から5日間(120時間)
容 量:6GB
使用国:フィリピン(セブ島を含む)全域
その他:データ通信専用SIMカード
SIMカードを購入したら、携帯会社の方がSIMカードをiPhoneに入れて設定してくれます。この時、iPhoneはケースから外し、ドコモやauのSIMカードも外した状態で渡すと作業がスムーズです。
また、SIMカードの入れ替えや設定は目の前で行われます。iPhoneの場合は、SIMカードを取り付けるとAPNが自動で設定されるので、iPhone自体を操作される事はありません。
今回、iPhoneの電源がONの状態でSIMカードの取り付けを定員の方が行われましたが、SIMカードの脱着はiPhoneの電源がOFFの状態で行う事が推奨されています。iPhoneを渡すときは、電源をOFFにして渡した方がトラブル防止の為にも良いと思います。
設定が完了して、スマホを受け取ったら「サンキュー」と伝えて、iPhoneで通信可能かチェックします。
無事に通信が出来れば、セブ島でスマホを使う事ができます。
通信が出来ない場合は、プロファイルの削除が推奨されているようです。個人的には、OCNモバイルONE(格安SIM)とDMMモバイル(格安SIM)のプロファイルがインストールされた状態でも通信は可能でした。
iPhoneでプロファイルのインストールや削除する方法はこちら↓
通信速度について
今回、購入したSMART(スマート)の通信速度については、平均10MbpsでておりYouTubeが固まる事もなく快適に利用できるレベルでした。テザリングについても問題なく行えました。
ドコモやauのスマホをセブ島に持ち込んで、データローミング機能を使用した場合の通信速度については画像の通りで、現地SIMの利用が圧倒的にオススメです。
まとめ
セブ島でiPhoneを格安で使用したい場合、現地でプリペイドSIMカードの購入がオススメです。300ペソ(約600円)で日本と同じようにiPhoneが使用できるメリットは大きいです。また、データローミング機能を使用した場合より通信速度が速かったです。
iPhoneを手渡し設定してもらう事に抵抗がある方は、SIMカードを購入して自分で設定する事も可能です。SIMカードを入れるだけで設定は完了するので、iPhoneを操作する必要はありません。今回、5台分の設定を行いましたが通信障害などのトラブルは発生しませんでした。
もし、SIMカードを入れて通信できない場合は、料金を支払う必要はありません。現地SIMカードで通信できなかった場合は、ドコモやauのデータローミング機能を使用する方法がありますが、高額請求覚悟になります。
NTTドコモ | 現地SIMカード(SMART) | |
利用料金 | 最大2,980円/1日・無制限 | 約600円/5日・6GB |
5日料金 | 14,900円 | 300ペソ(約600円) |