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【マキタ】充電式空気入れの使い方!充填時間や空気圧の誤差も記載しています。

マキタの充電式空気入れ(MP100D・MP180D)の使い方について記載しました。開封から充電、空気入れまでの流れを画像をもとに詳しく記載しているので分かりやすいと思います。マキタの充電式空気入れを購入された方は勿論ですが、購入を検討されている方も必見です。記載のモデルは、10.8V仕様のMP100Dで記載していますが、18V仕様のMP180Dでも使い方に大差はありません。

充填時間や空気圧の誤差についても記載しています。

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マキタ充電式空気入れについて

MP100DSH MP180DRG
メーカー マキタ(makita)
価格(本体のみ) 9,900円+税 10,800円+税
価格(バッテリー+ケース付き) 20,300円+税 40,300円+税
電源 直流10.8Vバッテリー 直流18Vバッテリー
重量 1.1kg 1.7kg
最高圧力 830kPa≒8.3kgf/㎠
吐出量 10L/min200kPa時 12L/min200kPa時
1充電あたりの作業量 自動車タイヤ約4回 自動車タイヤ約11回

マキタの充電式空気入れは、上の2モデルとなっており使い方に大差はありませんが吐出量や作業量に違いがあります。軽量でコンパクト、バッテリー式の空気入れは、今のところマキタのみになります。

スタッドレスからの履き替えで4本のタイヤに空気を入れる場合や自転車に空気を入れる場合など、作業量が少ない場合は価格の安い10.8V仕様のMP100Dがおすすめです。他のマキタ製品で使用している18Vバッテリーも持っている方は、18V仕様のMP180Dをおすすめします。

今回、10.8V仕様のMP100Dでスタッドレスからの履き替えで8本のタイヤに空気を入れましたが、バッテリー切れを起こすことはありませんでした。

コンプレッサーのようにタンクが装備されていないので、エアーブローとして使用することはできません。勿論、エアーツール(インパクトレンチ、など)の使用もできません。

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充電式空気入れの使い方

ケースから空気入れ本体を取り出したら、画像(2)の手順でバッテリーを取り外し充電器でバッテリーの充電を行います。今回、使用したモデル(MP100D)の10.8Vバッテリー(BL1015)の充電時間は、約22分で充電が完了すると緑ランプが点灯します。

充電完了後に冷却ファンが30分回りますが、充電完了後すぐに充電器から取り外しても問題ありません。説明書には、「バッテリの冷却を行うので約30分間バッテリーを差し込んでおくことをおすすめします」と記載されており必ず冷却して下さいとは記載されていません。

モデル(MP180D)の18Vバッテリー(BL1860B)の充電時間は、フル充電に約40分掛かります。

バッテリーの充電が完了したら、画像(7)の手順でバッテリーを取り付けます。バッテリーの脱着については、引っ掛かりなくスムーズに脱着が可能です。

次に空気を充填する物に合わせてアダプタを取り付けます。アダプタは、全部で英式バルブ用(クリップ付き)、仏式バルブ用、ボール用、浮き輪用の4種類あり本体に脱着して収納できます。

自動車の空気を入れる場合は、アダプタを装着する必要はありません。自動車の空気を入れる際にチェーンで繋がれている英式バルブ用(クリップ付き)が邪魔になる場合は、キーホルダーを外す要領で取り外すことができます。工具不要で脱着可能です。

アダプタの脱着方法は画像(9)〜(11)の手順になります。アダプタは、レバーを開きアダプタを差し込みレバーを閉じるだけで取り付けが可能です。全てのアダプタは同じ方法で脱着が可能です。

アダプタの取り付けが完了したら、電源をボタンを押して空気入れを起動させます。空気入れが起動すると正面のLEDライトが点灯します。LEDライトのオン・オフはできません。

空気入れが起動したらエアチャック又はアダプタ(エアホースの先端)をバルブに取り付けます。車のバルブに取り付けるときは、画像(13)の手順でレバーを開きエアチャックを空気が漏れるまでバルブに差し込み素早くレバー閉じます。レバーを閉じると空気の漏れも止まります。

バルブにエアチャックを取り付けると現在の空気圧が表示されます。空気圧は、画面上部のボタンを押すたびに「PSI→bar→kPa」と表示を切り替えることができます。

次に充填する空気圧の設定を行います。画像(16)のプラス・マイナスボタンを押すと5単位で空気圧の設定ができます。

空気圧の設定が完了したら、空気入れ本体の引金を引いて空気を入れていきます。充填中、空気入れ本体の振動は少ないですが動作音は非常に大きいです。

設定した空気圧になれば自動でストップします。このとき、設定した空気圧より少し低く現在の空気圧が表示されるので、下記を参考に予め高めに空気圧を設定しておくといいと思います。この空気圧の誤差については、空気を入れている最中に測ったか停止中に測ったかの違いだと思います。

単位 設定空気圧 測定空気圧
kPa 220 200

以上が、マキタの充電式空気入れの使い方になります。今回、10.8V仕様のMP100Dを使用してジムニーのタイヤ4本に170kPaの状態から200kPaまで空気を充填しましたが、バッテリー切れを起こすことはありませんでした。

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充填時間や空気圧の誤差

充填時間 充填量 充填時間
1本目 165kPaから200kPaまで 36秒
2本目 170kPaから200kPaまで 37秒
3本目 165kPaから200kPaまで 37秒
4本目 175kPaから200kPaまで 38秒

10.8V仕様のMP100Dを使用して空気の充填時間を計測した結果になります。充填したタイヤのサイズは175/80R16インチ(ジムニー)になります。

流石にタンク式のコンプレッサーと比べると時間が掛かりますが、個人メンテナンスレベルでは十分に実用的だと思います。

空気圧の誤差 本体表示 タイヤゲージ
1本目 200kPa 210kPa
2本目 200kPa 210kPa
3本目 200kPa 210kPa
4本目 200kPa 210kPa

10.8V仕様のMP100Dで空気を入れた後に他社製のタイヤゲージで空気圧を計測した結果になります。他社製のタイヤゲージは目視による計測ですが、4本とも大差はありませんでした。

他のサイトでは差が出ている結果も見受けられましたが、個人的な見解としては上の結果からも問題ないレベルだと思います。工業製品なので個体差があるのもしれません。